心臓の病気 肥大型心筋症

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肥大型心筋症とは、猫の心臓の筋肉が異常をきたしてしまう病気。
すぐに異常な症状が表れるというわけではなく、いつの間にか病気が進行しているので、かなり怖い病気でもあります。
子猫から成猫まで発症する可能性があるため、いつ病気になってしまうかわからないので、できる限りこまめに様子を見てあげる必要がある病気です。

初期の段階では症状が表ないことが多く、進行していくに連れて食欲がなくなったり、元気が無いなどの症状が出てきます。
もともと猫はあまり病気になったときに体調が悪い様子をわかりやすく表現しないので、いつもよりじっとしている時間が長いと感じたら、具合が悪いかもしれないので獣医さんに見ていただいたほうがよいかもしれません。
どんどん病気が進行していくと、呼吸困難を起こしたり、全身の臓器がきちんと機能しなくなり、身体の麻痺を起こしたりします。
特に後ろ足に麻痺を起こす子が多いようです。

治療法としては、服薬と食事両方が中心となります。
心臓に負担をかけないいことが重要となりますので、過度に体を動かすような遊びをしないように気をつけてください。
特に猫じゃらしなどで人間と遊ぶことは避けたほうがよいようです。
子猫の場合や、数匹の猫を飼っているときは、猫同士で遊ぶということがありますが、こうした遊びについては止める必要はありません。

そのほか、びっくりさせたり、動悸を引き起こすような行為も避けましょう。
あまり早く走ることもよくないので、そのような機会がないように工面してあげることも必要です。
猫同士で遊んでいて、ヒートアップしてきてしまったら、止めてあげたほうがよいようです。

症状に早めに気づいてあげるには、日頃からよく猫ちゃんを観察してあげることが重要。
普段は鼻呼吸が基本だったのに、遊んでいるときに口呼吸が増えてきたなと思ったら、もしかしたらサインを出しているかもしれないので、すみやかに獣医さんに診ていただきましょう。
肥大型心筋症は人間でも難病だといわれていますので、猫にとってもかなりつらい病気となります。

この病気については、早めに発見し、早期治療を開始することが非常に重要だといわれています。
心臓の病気は、治療が遅れてしまうと回復も難しく、呼吸に支障をきたすようになると寿命がどんどん短くなってしまいますので、1日1回は様子がおかしくないかチェックしてあげましょう。
またできれば、年に1回検診を受けると、肥大型心筋症に限らず病気の発見を早めることができますので、定期的な検診を受けるということも強くおすすめします。