ばい菌の侵入に注意!外耳炎

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外耳炎の症状は?

外耳炎は猫の皮膚炎のなかでも最も多いもので、耳ダニなどの寄生虫や細菌、カビなどの感染、耳に異物が入る、腫瘍ができるなどの原因で、外耳に炎症が起こっている状態のことです。

耳の耳たぶから鼓膜にかけての部分を外耳といいますが、この部分に炎症を起こしてかゆみや痛みを感じる、耳から悪臭がする、茶色い耳垢がたまるなどの症状がみられます。
症状が進むと外耳炎から中耳炎、内耳炎を引き起こすことがあり、顔面神経麻痺やバランス感覚が崩れるなど重篤な症状に到ることもあるので、単なる耳の炎症と軽くみないことが大切です。

外耳炎は医師による治療でないと治らないことがほとんどで、慢性化しやすいため、耳から臭いがする、かゆがっているなどの症状があれば診察を受けましょう。

外耳炎の治療法は?

外耳炎の治療法で最も重視されるのが、耳の穴の洗浄です。外耳炎になると耳垢が増えて、そこに細菌などが繁殖しやすくなります。
そうなるとさらに症状が悪化しますから、まずは耳垢をきれいに掃除する必要があるからです。

そして耳がきれいになったら、耳に薬をつけたり、内服薬を処方して飲ませるといった治療が行われます。

外耳炎の予防法は?

外耳炎を予防するためには、日頃のお手入れで耳を清潔に保ってあげましよう。
綿棒で耳垢を取るのは、耳の奥に耳垢をつっこんだり外耳を傷つけてしまったりするので、あまりおすすめできません。
耳専用の洗浄液を使うことをおすすめします。

耳の洗浄の方法は次の通りです。
まず耳の洗浄液をティッシュなどにつけて優しくこすりながら、耳をきれいにしてあげてくださいね。
ごしごしと強くこするのは禁物です。

そして次に、耳の奥が見えるように耳を上に引き上げて、耳の穴に洗浄液をそっと流し込みます。
乱暴にそそぎ入れると猫がびっくりしますから、耳たぶの内側に伝わせるようにして、ゆっくりと流し込んでくださいね。

その後、耳たぶを上に上げて耳の付け根の部分を優しく揉むようにマッサージします。
こうすることで耳の奥の汚れが取れますから、あとはティッシュできれいに拭き取ってください。

これを3、4回繰り返せばお手入れは終了です。
猫ちゃんのなかには、耳のお手入れをいやがる子も多いので、1つの行程が終わるたびに、ご褒美におやつをあげるなどして、耳のお手入れをする習慣をつけましょう。

耳の洗浄液が残るのでは?と不安に感じる飼い主さんもいるのですが、お手入れ後は頭を振って耳に残った洗浄液を出しますから、心配する必要はありません。
お手入れは10日に1回程度が目安ですが、耳のお手入れ方法やお手入れの頻度など、詳しいことは獣医さんからアドバイスしてもらうことをおすすめします。

また、アレルギー反応で炎症を起こすことも多いですから、室内環境を清潔に保ってアレルギーの原因となる物質を極力排除するようにしましょう。