猫の骨折の症状は?

骨折は交通事故や、高いところから落ちるなどのケガによって起こるケースが大半です。

骨折にはさまざまな種類があります。
骨が折れるまでいかなくとも、骨にひびが入った亀裂骨折や、強い力が加わって骨が折れる圧迫骨折をはじめ、折れた骨が皮膚を突き破って外に飛び出す開放骨折、骨がばらばらに砕けてしまう複雑骨折。筋肉が瞬間的に縮まって骨が剥がれる剥離骨折、繰り返し弱い力が骨に加わって起こる疲労骨折、子猫から成長期の猫が体が急に大きくなることで起こる成長板骨折などです。

特に命に危険があるのが交通事故による骨折です。
骨折だけでなく内臓破損などを起こす場合もありますし、複雑骨折の場合は完治が難しくなります。

猫が骨折したときはどんな治療法をするの?

治療法は骨折した場所や、骨折の状態、猫の体調などによって異なります。

軽症の場合はギブスや添え木をあてて固定し、骨がつながるのを待つのが一般的です。
複数の箇所に骨折がみられる場合や、成長板骨折では、骨にピンを打ち込んで固定する創外固定とよばれる治療が行われます。
剥離骨折の場合は、外科手術で骨と骨をピンや金属プレート、ワイヤーなどで固定することもあります。

骨折の治療は、骨折した部分を動かさないよう安静にしているのが一番の治療法になりますが、ギブスを不快に感じて取ってしまう、動き回って骨が正常に繋がらないといったケースもめずらしくありません。

猫の骨折箇所は四肢が多いので、足を引きずる、ぐったりとしている、足が腫れている、変形している、食欲がないといった症状が現れます。

飼い主が気づかないうちに、高いところからの飛び降りで骨折している場合は、しばらく気づかないこともありますが、様子がおかしいと感じたら、じっくりと観察しましょう。
そして足を引きずっている、足が変形しているなどの症状があれば、骨折を疑ってください。

骨折は非常に痛いですから、病院につれていくときは、少しでも痛がらないように十分に注意をしましょう。
猫の骨折では四肢の骨折が多いのですが、安易に抱き上げると骨折した部分がぶらんとぶら下がって激痛が走ります。
体に負担がかからないよう、注意深く病院に連れて行ってあげてくださいね。

猫の骨折を予防する方法はあるの?

重篤な骨折を防ぐための最良の方法は、交通事故に合わないように室内だけで飼うことです。
また、マンションで猫を飼う場合はベランダから飛び降りて骨折することもありますからベランダに出さない、ベランダ全体を網などで覆うなどの対応が必要です。
そしてカルシウム不足にならないように、毎日の食事の栄養バランスに気をつけて丈夫な骨を作るよう配慮してあげましょう。