アレルギーにより起こるアトピー性皮膚炎

  1. /
  2. /
  3. アレルギーにより起こるアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状とは?

アトピー性皮膚炎とはバリア機能が衰えた肌に、食べ物やダニ、カビ、ほこり、ストレスなど何らかのアレルゲンが体内に入ったり、皮膚に付いたりして全身にかゆみのある湿疹が広がり、それが良くなったり悪化したりして長く繰り返す皮膚の病気の一つです。

人間にも起こりますが、猫も同様の理由で発症します。
早い場合は生後3か月から発症することもあり、比較的若い猫に多く見られる症状です。

アトピー性皮膚炎になると湿疹ができて、湿疹部に強いかゆみを感じます。
このために猫が肌をひっかいたり、かんだりして皮膚を傷つけて出血したり、毛が抜けたりしてしまうのです。
また出血などが原因で、フケが多くなることもあります。
常に肌が乾燥し、敏感な状態になっているので炎症が治りにくく、長引くのが特徴です。

動物は細菌などから体を守るために、体内に入ってきた細菌をやっつける免疫を持っています。
アトピー性皮膚炎になる猫は、この免疫機能が細菌以外のものにも働くために起こります。
ダニや花粉、ハウスダスト等さまざまなアレルギー源に反応し、皮膚炎などを起こしてしまうのです。
このような状態をアトピー素因といいます。

このアトピー素因を持っている猫が、アレルギー源を吸い込んだり、肌に付けたりすると免疫反応が起こって、アトピー性皮膚炎を発症します。

アトピー性皮膚炎の治療法は?

アトピー性皮膚炎の治療では、アレルギー源を突き止め、それをふだんの生活から取り除くことが何よりも大切です。
例えばダニが原因ならダニを駆除する、花粉が原因なら花粉を吸い込まないように外出されない、ハウスダストが原因なら部屋の掃除を徹底するなどです。

そのうえでかゆみを和らげたり炎症を改善したりする薬投与されます。
ただ、アレルギー源が何かがはっきりとわからないケースも多く、このような場合は考えられるアレルギー源を取り除いて様子をみながら、抗アレルギー剤などを投与して治療を進めていきます。

肌の炎症は肌が乾燥していると進行しますから、肌を潤す効果のあるシャンプーが使われることもあります。
シャンプーによって体に付いたアレルギー源が取り除かれるので、つらい症状が和らぐといった効果も期待できます。

アトピー性皮膚炎の予防法は?

可愛い猫ちゃんがアトピー性皮膚炎にならないようにするためには、生活環境を清潔に保つようこまめに掃除をすることが大切です。
ノミやハウスダスト、カビをため込まないように心がけましょう。

また特定の季節になるとかゆそうにしているといった場合は、花粉が原因の場合もあります。
このようなケースでは、花粉の時期は外に出さないといった配慮も大切です。