増える猫の肥満症状

近年深刻化しているのが飼い猫の肥満です。
調査によると、室内で飼育されている猫のうち、全体の約40%は肥満体質であるとされています。

肥満は生活習慣病の原因になる健康リスクの要因であることから、普段から飼い主さんが飼い猫の食事内容を管理してあげる必要があります。

まず猫にとって何をもって肥満であるかということから説明をすると、定義としては「理想体重の120%以上の重さ」であることです。

理想体重はそれぞれの猫種によって異なりますが、一般的には1歳の誕生日時点での体重が生涯を通しての理想体重とされています。
日本猫や一般的な標準サイズの猫の場合、3~5kgくらいまでが平均となっているので、それ以上になったら肥満を疑った方がよいでしょう。

しかし猫は元来必要なエサの量を自分で調節して食べることができる動物であるはずなので、肥満猫が増えるというのは理屈としてはおかしいということになります。
その原因となっているのは、市販されているペットフードの品質が高まり、高栄養・高カロリーの製品が安価に手に入るようになったためでしょう。

また飼い主とのコミュニケーションでおやつをつい与えすぎてしまうということも、猫の肥満を誘発する原因になってしまっています。

室内で生活する猫は外敵に襲われる危険がなく、逃げたり戦ったりという緊張感もありませんので、運動不足気味になってしまうのです。

食べ過ぎの防止法

猫の肥満対策には食べ過ぎ予防が最も効果的です。
まず最初の対策としては、雑な計量であげていたエサを毎日きちんと計量してあげるようにしましょう。

最初は面倒でも計量に慣れるようになれば、そこから猫の体重を計測しながら体重管理ができるようになります。

猫用のダイエットフードも販売されているので、そうしたものを使って自然にカロリーを減らしていくということも有効な手段になります。
いきなり極端に分量を減らすのではなく、まずはカロリーをしっかり管理しましょう。