意外と長い猫の睡眠時間

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睡眠時間が長い理由

「猫」という言葉の語源は「寝子(ねこ)」であると言われているように、猫は1日のほとんどの時間を眠って過ごす動物です。

成猫の平均的な睡眠時間は1日15時間程度とされており、猫の飼育を始めてみて「いつ見ても寝てばかりいるぐうたら猫だ」というふうに感じる人も多くいるようです。

猫にとって必要な睡眠時間は人間の約2倍とされているので、1日の半分は寝ていると思っていた方がよいでしょう。
特に子猫の場合は1日19時間近く寝ていることも珍しくないので、起きている方が珍しいと言ってもよいくらいです。

野生で生息している野良猫もいるのに、そんなに寝てばかりいて大丈夫なのかと思いますが、実はそうした厳しい野生環境に適応するために猫は睡眠時間を伸ばしているのです。

日がな一日眠っているように見える猫ですが、実はその時間のほとんどは浅い眠りの状態をキープしています。
人間も同じように眠りの浅い状態の「レム睡眠」と、ぐっすり眠っている「ノンレム睡眠」とがありますが、猫の睡眠時間はこのうち「レム睡眠」が占める割合が非常に高くなっているのです。

これは肉食獣である猫が、狩りのためにできるだけエネルギーを温存するために、省エネでライフスタイルを送っていることが原因です。
一見眠っているように見える猫も、そっと気配を近づけさせるとすぐに起きて移動したりします。

ぐっすり眠らせてあげるのも飼い主の勤め

猫は食べることと寝ること、それに遊ぶことを楽しみにして生きている気ままな動物です。
中でも睡眠は猫にとって寿命の長さに直結するものなので、飼い主さんはできるだけ猫が快適に眠れる状況を作ってあげましょう。

猫がぐっすりノンレム睡眠に入るには、適度に暗く室温が15度以上の温かみのある場所を用意してあげるのが最適です。

ぐっすり眠っている猫はお腹を上にして体を伸ばしていたりと、傍で見ていてもすっかりリラックスしていると分かるような仕草をしてくれます。