室内・室外飼いのメリット、デメリット

ペット用に飼育されている猫の平均寿命は約15.8歳とされています。
しかしこの内訳をより詳しく見ていくと、完全に室内で飼育されている猫の平均寿命は16.4歳、外で飼育をすることもある猫は14.2歳と約2年もの差があるのです。

一方で野良猫として飼い主がいない状態で生活をしている猫の平均寿命は4~5年とされているので、外で生活をしていくことが猫の生命や健康に重大な影響を与えるということが分かります。

同じペットであっても、犬の場合はいくら小型であっても完全に室内飼育をすることはできません。
これは犬の本能的に、屋外の広い空間を移動するということがストレス軽減に大きく役立つからです。

そこで猫ですが、犬同様に常に屋外の景色に触れさせないといけないかというと、決してそうしたことはありません。

むしろ猫にとって屋外に出るということは、外敵や病気などに遭遇する機会を増やすことになってしまいます。
無理に外に出そうとすることにより、かえってストレスを与えてしまうことにもなってしまうのです。

猫は体の構造上、前後に走り回るよりも上下に飛び回ることの方を得意にしています。
ですので室内で飼育をする時にはキャットタワーなどの上下に移動がしやすい家具を設置しておくことで、1日に必要な運動を与えることができます。

屋外に出して飼育することは、そうした上下の運動を十分に行えるメリットがありますが、その反面で起こる外敵の危険性を考えると、やはり室内飼育の方が総合的にメリットが大きいと言えるでしょう。

屋外をじっと見ているのは出たいからではない

猫の特長として、高いところに上がりたがるということもよく知られています。
これは自分の縄張りを見渡すことができるためです。

同じように室内からじっと外を見つめている時がありますが、これも外に出たいという意思表示ではなく、目に見える自分の縄張りを見張っているための行動です。